サーカス小屋でコンサート/ハナレグミ


中原中也生誕100周年記念コンサート。山口県湯田温泉にて。
ハナレのライブはエゾロックの深夜のキャンプサイト以来。すごく素敵なライブでした。


1曲目が「心空」だったのですが心の内側がギュインっとなった。初めの数曲は弾き語りで途中から曽我大穂さんとパーカッションのピースケさんが参加。楽しく踊ってみたり、楽しいトークに笑ったり、しっとりじっくり聴いたり心が安らぐ時間ていうのはこういうのを言うのだろう。『男の子女の子』の時にどこかで赤ちゃんが泣き出してしまったんだけど、ハナレグミの声とギターの音だけ流れる空間に泣き声が「おぎゃー」っと響いたのが曲と合っていて哀愁が増していた。ハナレグミが唄いながら「うんうん。いいんだよぉ〜」っと言わんばかりに頷いたのに会場からは和やかな笑い声に包まれそういう空気にしてしまう永積さんってすごいなと思った。この人は大勢の人を一体にさせ、しあわせにさせる天才だ。


今回は珍しく一人じゃなくハナレグミの曲をほとんど知らない人を強引に連れて行った。いや、正しくは連れて行ってもらっただ。前もってCD*1聴いてもらってたこともあって楽しんでもらえたようでよかった。

*1:これまた強引で一方的に私セレクトのハナレグミベストを焼いて。。。